●1950年、大阪府茨木市に生まれる。
子どもの頃から家業の養鶏を継ぎ、牧場をつくる夢を温め続ける。高度経済成長期後半、周辺環境や養鶏業が著しく変貌していくなか、何とか夢を形にしようと家を出て、’69年大阪・難波元町の小さな喫茶店「ディラン」のマスターとなる。ここで西岡恭蔵、中川イサト、加川良等、今も交際が続く多くの人たちと出会う。ディランの常連の中から「ザ・ディラン」が生まれ、現在も継続中の大規模な野外コンサート「春一番」が始まり、店は関西音楽シーンの伝説的な場所となる。大阪の街と時代の熱気と人のエネルギーに煽られるように、いつの間にか歌い手となっていた。 ‘71年永井ようと「ザ・ディランU」を結成。シングル「男らしいって解かるかい/プカプカ」でレコードデビュー。 ‘74年の解散までに「昨日の思い出に別れを告げるんだもの」など5枚のアルバムを残す。’76年、ジャズテイスト溢れるアルバム「遠い昔ぼくは…」でソロデビュー。以後、「風が吹いていた」「海と空 月と闇」「STREET STREET」「アイノウタ」「風のがっこう」「一輪の花」など毎回、趣の異なるアルバムを発表し続けている。’85年 から全国ひとり旅ツアーを開始。現在も北海道から八重山まで、1年で日本を一周する唄の旅を続けている。俳優として、NHK銀河ドラマ「この指とまれ」、NHK連続テレビ小説「芋たこなんきん」に出演。著書に旅のエッセイ集「月の散歩」「月の道標」「旅のスケッチ」などがある。
|